マルキチあれこれ百科事典

ENCYCLOPEDIA

シルクパウダー関連②

蚕がつくる繭から加工される絹糸には、

3種類あるのは知っていますか?

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1つ目:生糸(きいと)

読んで字のごとく、生きている糸です。

常に呼吸しており湿気が多い場所に置いていると湿気を吸いますし、

乾燥した場所へ置いていると乾きます。

最高品質の絹糸のことを指します。

主に、ちりめんやネクタイ等に使われています。

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2つ目:絹紡糸(けんぼうし)

生糸を作った後に残る糸や、

質のいい生糸が作れない繭を紡いで作られる糸です。

生糸と比べて熱への耐性が高いためシルクのニット製品に、

使われています。

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3つ目:紬糸(ちょうし)

絹紡糸を作る際に不要部分として除かれる糸と、

繭くずから作られた糸です。

どうしてもくずが混ざりますので見た目は悪くなります

特に光沢が生糸と比べ全く違います。

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かやシルクパウダーが作られた、

京都府与謝野町加悦は「ちりめん街道」と呼ばれています。

江戸時代から明治、大正、昭和初期にかけて「丹後ちりめん」と呼ばれる

生糸から作る最高級のちりめんの名産地だったんです。