マルキチあれこれ百科事典

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営業中チェック! 1【食洗機】

いよいよお店の営業が始まりますと食洗機も稼働を始めます。

営業中も時々下記の項目をチェックしましょう。

 

1,食洗機に洗浄剤は適切に供給されてますか?

給湯と同時に必要な洗浄剤は供給されているはずですが、不安な場合は洗浄剤メーカーに点検を依頼しましょう。

簡易的にですが、洗浄・すすぎのいずれかのタイミングで、洗浄剤ボトルと供給装置の間の「ホース」に10センチほどの液面の移動があれば、とりあえず「洗浄剤を吸ってる」と確認することができます。

まあ、「吸ってる」のが確認できるだけで適切かどうかは別です。不安な場合は点検を!

 

2,洗浄水温度、すすぎ水温度は適切ですか?

洗浄機の機種にもよりますが、洗浄中には洗浄水の温度、すすぎ中にはすすぎ水の温度が食洗機に表示されることが多いです。

洗浄水温度は60℃前後、すすぎ水温度は80℃前後になっているか時々確認しましょう。

温度不足は洗浄不良・乾燥不良に繋がります。

連続運転を続けていると洗浄・すすぎ温度が下がってしまうことがありますので要注意ですよ。

洗浄槽内のヒーター性能、すすぎ水の湯沸かし能力(ガスか電気か?)、そもそもの給湯機の温度など複雑に要因は絡むので不安な場合は設備屋さんに点検を依頼しましょう。

 

3,洗浄槽のお湯は汚れてきていませんか?

洗浄に使用するお湯は、洗浄槽にたまったお湯を循環して使用しています。

すすぎ水(きれいなお湯)の流入とオーバーフローで、ある程度のお湯の入れ替えは行われていますが、食器の汚れがひどく又、予洗い不足が重なると新水の入れ替えが追い付かず洗浄槽のお湯が汚れてきます。

こうなるとまず、グラスの仕上がりから影響が出始めます。

汚れてきたなーと思ったら一旦電源を切って、排水して給湯からやり直しましょう。

高度な仕上がりが要求されるホテルの宴会場などでは、頻回で入れ替えるそうですよ。

次回も、営業中のチェック項目をお伝えします。