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開店前チェック!【食洗機】

まん延防止法もあけて、お店の食洗機も本格稼働を始めている事かと思います。

より洗浄効果を上げるため、貴重な戦力である食洗機を長持ちさせるために洗剤屋の立場から開店前に確認してほしいチェック項目です。

 

1,洗浄剤(リンス剤)の残量チェック!

洗浄剤(リンス剤)のボトル残量をチェックしましょう。 洗浄するためには必須ですよ。

洗剤の供給を担っている供給装置のタイプによりますが「洗剤切れ」の警報は出ないことが多いので要確認です。

また、きちんと吸い上げ用のホースがボトルに接続されているかも確認してください。

 

2,食洗機本体のチェック! (食洗機の取説も参照してください)

① 洗浄槽に前日のお湯が溜まったままになっていませんか?

残ったままの洗浄水は雑菌が繁殖して不衛生ですよ。

一旦、残った洗浄水を抜いてから食洗機のスイッチオンをオンにして給湯開始してください。(自動給湯食洗機の場合)

ちなみに前日の営業終了後には洗浄槽のお湯を抜いておきましょう。

 

② 洗浄ノズル、すすぎノズルにゴミは詰まっていませんか?

現場でよく見かけるのは「つまようじ」「魚の骨」「食器の破片」「ストローの袋やナフキンの紙類」など・・・。

ノズルが詰まっていては洗浄効果とすすぎ効果に直結しますので目視で確認です。

メンテナンス方法は念のため洗浄機の取説で確認してください。(だいたいは簡単に分解できることがほとんどですよ)

 

③ストレーナー(残菜を受ける網状の部品)、ポンプストレーナー(ポンプ吸い込み口の網)にゴミは溜まっていませんか?

つまりがあると大事なポンプ系統に負荷がかかって故障の原因になります。

万が一のポンプの交換はかなりのコストがかかりますよー。

 

食洗機は食器を入れて、スタートスイッチ押して「稼働させて」おしまいではありません。

仕上がった食器がきれいに仕上がっていてなんぼです。

使用前のちょっとした心がけが最高の仕上がりに繋がります。

次回は営業中の食洗機周りの注意点をお伝えします。