マルキチあれこれ百科事典

ENCYCLOPEDIA

お店の食洗機用洗浄剤は大丈夫ですか?

お店の中では食器用中性洗剤や漂白剤、油汚れ用洗剤、アルコール製剤などたくさんの洗剤や消毒剤を使用されていると思いますが、店内で一番大きなコストを占める洗剤は何かご存じですか?

意外と洗浄剤に実際に触れる場面が少ないので忘れがちな洗剤でもあります。

 

それは食洗機用の洗浄剤です。

一般的に、お店に占める洗剤代の3分の1を占めているといわれています(注:自分調べ・・)

 

ですので、お店の洗剤代のコストダウンを図るには食洗機用洗浄剤の見直しをするのが近道です。

「じゃあ、ネットで安い洗剤を買えばいいじゃん」・・はちょっと違います。

食洗機の洗浄剤は機械(ポンプ)で自動投入されてることがほとんどです。(強アルカリ性なので手で触れられるものではありませんから)

自動投入機を使ってそのお店の食器や汚れの程度に応じて「適正濃度」になるように調整されている・・・

 

はずです!!

 

ですが、実際には過剰に投入されていたり、コスト優先で過少に調整されていたり・・・

はたまた、ポンプの故障で「半年間、洗浄剤が投入されていなかった!」という現場もありました。

それで仕上がった食器でお客様に提供されていたとは・・・。

仕事柄、入ったお店で食器の仕上がりをついつい見てしまうのが職業病ですが、時々残念な経験もします・・。

そーゆーお店は足が向かなくなりますよねー。

 

ですので、いくら単価の安い洗浄剤を購入しても自動投入のメンテナンスが不適切だと、余分に洗浄剤が投入されていてコストアップにつながります。

また、投入量が少なすぎても汚れ落ちが悪くなるのでまったく無駄なコストになり、食洗機自体の汚れも蓄積されて食洗機自体の寿命も短くなるので全くいいことはありません。

 

食洗機用洗浄剤を納入されている業者さんや、時々メンテナンスに来る業者さんに「適正に調整されているか?」を確認してみてください。

デキる業者さんは通り一遍の調整ではなく、食器の材質・前洗いの程度の有無・求める仕上がり・食洗機の健康状態(お湯の温度やノズルのつまりなど)などを加味して適正な濃度に調整してくれるだけでなく、食洗機自体の不具合も判るので出来る範囲で食洗機を調整してくれたり食洗機のメンテナンスを指摘してくれるはずです。

「今の仕上がりや、食洗機で何か気になる事はないですか?」と聞いてくれる業者さんはデキてます。

 

また、洗浄機が既設の居抜きでオープンされた方、中古で食洗機を購入された方などはネットや業務用資材の店頭で洗浄剤だけを購入されている方が多いので、洗浄剤メーカーからの適切なメンテナンスが受けられていない事が考えられます。

その場合は洗剤業者さんに適切にメンテナンスを受けられるメーカの洗浄剤を紹介してもらってください。

(又はマルキチ迄ご一報ください)

 

せっかくお店の洗浄剤の3分の1も掛けるコストですから意味のあるものにしたいですね。

 

対応商品の詳細は下記画像をクリック