マルキチあれこれ百科事典

ENCYCLOPEDIA

オメガ6系 必要だけど食べすぎはダメ

オメガ6 ω6 n-6系
これらはみな同じものです

油を構成する脂肪酸

その脂肪酸の端(CH3)から数えて6番目の炭素Cに
不飽和結合(隣の炭素Cと日本の手をつないでいる)があるものの事です

代表的なものに

リノール酸 炭素数C 18個、 二重結合は2つあります

リノール酸はとても大切な脂肪酸で

体の中で代謝されて体を作るのに必要な成分に変化していきます

リノール酸の代謝物は髪のパサつきや抜け毛を抑えたり、傷の治りを助けるのに作用します
血中コレステロールや中性脂肪を一時的に低下させる作用は有名ですね

しかしこの体に必要なリノール酸は、植物は体の中で作ることができるのですが

人を含む動物にはその力がありません

なので食べることでしかこの必要な成分を取ることができないのです

リノール酸は、コーン油、大豆油、ごま油に多く含まれていますので
意識しなくても普段の食生活で十分に摂取はできているはずです

また、話題のグレープシードオイル、ひまわり油にも多く含まれています

しかしω3けい脂肪酸を少なくして、リノール酸を多くとりすぎるとアレルギーを悪化させたりすることがあります

ω3系脂肪酸とω6系の脂肪酸をバランスよくとることがリスクを抑えるためには必要なようです