マルキチブログ
MARUKICHI BLOG
2023.05.13
HACCP ③
前回の「HACCP ②」に続き、今回は
③交差汚染・二次汚染の防止
④器具等の洗浄・消毒・殺菌
の一般的衛生管理の計画を立てていきます。
今回も、それぞれの計画のポイントは「いつ」「どのように」「問題があった時」を想定しながら計画を立てることです。
③交差汚染・二次汚染の防止
■いつ? >> 調理作業中
■どのように(確認)? >> 冷蔵・冷凍庫内での食材の保管状況(交差汚染防止)。まな板、包丁などの器具は、用途別に使い分け、扱った都度、十分
に洗浄し、消毒する(2次汚染防止)
■問題があった時 >> 生肉等による汚染があった場合は加熱して提供又は使用しない。使用時に、まな板や包丁などに汚れが残っていた場合は、洗剤で再
度洗浄し、消毒する。
④器具等の洗浄・消毒・殺菌
■いつ? >> 器具等の使用後
■どのように(確認)? >> 使用の都度、まな板、包丁、ボウル等の器具類を洗浄し、または、すすぎを行い、消毒する
■問題があった時 >> 使用時に汚れや洗剤などが残っていた場合は、洗剤で再度洗浄、または、すすぎを行い、消毒する
前回同様、立てた計画は「小規模な飲食店事業者向け HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」の「概要版」にある様式に記入してまとめておきましょう。
次は、「HACCP ④」のブログに続きます。
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