マルキチブログ
MARUKICHI BLOG
2023.03.03
HACCPとは
皆さんは令和3年6月に全ての食品等事業者向けに制度化された
HACCP(ハサップ)をご存知でしょうか?
HACCPとはHazard Analysis(危害要因分析) and Critical Control Point(重要管理点)の略称となります。
そしてHACCPが制度化となったことで各食品事業者は大きく分けて
以下の3つのことに取り組む必要があります。
①各食品事業者で「調理台を使用する度にアルコールで除菌する」など
日々の衛生管理のルールを決め、衛生管理計画を作成する。
②各食品事業者で決めた計画に従って、日々の衛生管理を行う。
③計画を実施した後、1日の最後などに実施結果を記録しその記録を1年間程保管する、
そして上記の3つの項目を徹底することで以下のようなメリットがあります。
①個人の勘や経験に左右されず、安全な食品を提供できる。
②事故(食中毒等)やクレームの発生予兆を把握し、事故の発生を未然に防げる。
③衛生的な管理を行っていることを事故発生時だけでなく、
常に顧客に示せるので食品事業者のイメージアップにつながる。
このようにHACCPに基づいた活動を定着させることで食品汚染による事故のリスクを
大幅に低減できるのはもちろんのこと、食品事業者に対する顧客からの信頼にも繋がるため
事業展開していく上で大きなメリットがあります。
そのためHACCPの概要については理解できたけど具体的に何をしたらいいか
分からない、という方は今後もこのブログでHACCPについてより詳細な情報を
発信していきますので、これを機会に理解を深めて頂ければと思います。
次は「HACCPとは②」に続きます。